2023-08-10_盛夏の小湊鉄道沿線を巡る その3

気がつけば半年も放置していました。懸案だったものも落ち着いてきたのでまた少し張り付けていきたいと思います。前回は夏の1日の途中で終わってしまっていたのでその続きですね。確かこの日は暑い日で車の冷房がありがたかった記憶が残っています。半年ぶりなので、ここへの書き方を覚えているかどうか怪しいのですが、とりあえずチャレンジしてみます。

ということで夏の空の石神地区から上総川間駅まで降りてきました。田んぼはまだまだ青く背の低い、だけど既にお米の出来上がりつつある稲が良い感じで育っています。毎回のように書いていますが、こんな絵に描いた里山の風景が東京からほんの1〜2時間程度で見ることができるこの場所は、ホント、素晴らしいと思います。そんな里山の風景の中をタラコ色のキハ40が上総川間駅を発車していきました。そう、東京からほんの1〜2時間程度でタラコ色のキハ40を見ることができるのです。

都心から1時間ちょっとで来れる里山の風系を往く小湊鉄道のキハ40
NIKON Z 6_2 | 1/400sec | f6.3 | iso100 | 300mm | 2023.08.10 | 下矢田

タラコ色のキハ40が行ったので、少し追いかけてみることにしました。追いついたのは里見駅。上り列車との交換があるので、停車時間が長めに設定されています。少し手前の踏切から望遠レンズでぐぐっと引き寄せて、上り列車のキハ200が顔を覗かせたところで、1枚。キハ40も魅力的ですが、なかなかどうしてキハ200もやっぱり、この鉄道の顔であることは間違いありません。かれこれ10年以上撮り続けていると、勢いキハ40の物珍しさでそちらに目が入ってしまいがちですが、こちらもまた魅力的な車なのです。

里見駅でキハ200と交換するキハ40
NIKON Z 6_2 | 1/320sec | f6.3 | iso400 | 600mm | 2023.08.10 | 平野

ここで昼の部は一旦おしまい。一度お家へ帰ってのんびりしてから再度沿線へ。どこで撮ろうか迷ってみましたが、結局定番スポット上総大久保駅で。駅前の灯り、列車の前照灯、竹林のライト、そして客室の灯り。それぞれ別々の光源ですが、それぞれが混ざり合って良い感じの風景を映し出してくれています。夜の風景で一番好きな場所のひとつです。先ほどはキハ200も…なんて言っていましたが、結局キハ40ばかりになりつつあります。とはいえ、此方で好きに選ぶわけにはいかないのですが…。

闇夜の中に浮かび上がる上総大久保駅
NIKON Z 6_2 | 8.0sec | f4.5 | iso400 | 200mm | 2023.08.10 | 大久保

最後にもう一枚、と思ってうろうろしつつ、上総久保駅へ。上総川間駅と同じで若い稲が順調に育っているようです。そんな稲を客室の明かりが照らし出している風景を…なんて期待したのですが、それほど灯りが漏れず、少し期待外れな絵になってしまいました。そういえば右側に見えている地元スーパーの看板、今は無くなってしまったのですね。写真を撮る側としてはありがたいのですが、地域を語るもののひとつとしては良かったのになぁなんて…。外野だから言えることですね。失礼しました。

客室の灯りで浮かび上がる(はずだった)稲
NIKON Z 6_2 | 5.0sec | f4.5 | iso400 | 80mm | 2023.08.10 | 久保

ということで半年前の投稿がやっと終わりました。次回からは途中をすっ飛ばして現在の様子などを張り付けられればなと思います。