2023-03-31_夜桜を楽しむ・その2

ツキイチ更新が続いています。相変わらず多忙な日々を過ごしています。ありがたいことです。写真は前回に引き続き夜桜の写真です。世間は夏の一歩手前、先週末は30℃を超える暑さでしたが、桜の写真でも見ながら涼んでもらえれば幸いです。

ということで、日が暮れたので里見駅へやってきました。駅の反対側へ潜り込んで下列車をパチリと1枚。いわゆるブルーモーメントな時間帯、周りが寒色な景色に包まれた中、ホームだけが暖色の灯りで浮かび上がる。至極の風景がここにありました。列車が停まるとカラカラと乾いたアイドリング音が辺りを包み始めます。いつものことですが、このまま時が止まってしまえばいいのにと思ってしまいます。実際に時が止まってしまうとアイドリングの音も何も聞こえないだろうし、自分も止まってしまうので何も起こらないのでしょうけどね。

里見駅で夜桜見物
NIKON Z 6_2 | 6.0sec | f5.6 | iso100 | 120mm | 2023.03.31 | 平野

続いて今度はホーム側に戻り、上り列車が里見駅を発車して、築堤の桜が気動車の前照灯に灯されて明るく輝くタイミングで1枚。車掌さんが次の停車駅などをアナウンスしているのでしょうか、ちょうど良い位置でシルエットで浮かび上がっています。ブルーモーメントな空も良い感じです。そして転轍機や踏切の明かり、尾灯なども良いアクセントになっている気がします。

前照灯で夜桜見物
NIKON Z 6_2 | 1/20sec | f2.8 | iso6400 | 200mm | 2023.03.31 | 平野

続いて今度は上総大久保駅にやってきました。同じアングルで昨日も撮っているのですが、今回は下り列車での撮影です。最近は車がほぼ固定でキハ40やキハ200が固定されて運用されているようで、撮りたい車を選んで撮りやすい傾向にあるようですね。昨日もこの列車はキハ40でした。客用扉に鉄格子…いやいやタブレット防護柵が付いていますので、昨日の車がそのまま同じ列車に入っているようです。キハ200とはまた違った重く低いアイドリング音が周りに響き、時間よ止まれ(以下略

上総大久保駅で夜桜見物
NIKON Z 6_2 | 8.0sec | f6.0 | iso100 | 350mm | 2023.03.31 | 大久保

最後に先ほどの列車が折り返してきたところを飯給駅で1枚。相変わらずこの時期はカメラマンで賑わうこの駅ですが、さすがにこの時間になるとまばらになってきます。それでも林立する三脚の隙間に陣取って列車が到着したところでパチリ。周りのカメラマンは列車のいなくなった駅などを暫く撮影していましたが、ライトアップが消灯すると誰ももういなくなります。そしてこれからが本番で、1時間ほど撮影を続けてみました。お家に帰って画像編集ソフトへ全コマを放り込んでガラガラポン。出来上がって改めてみてみるともう少し右に陣取っても良かったのかなぁ、なんて考えちゃいますね。来年に期待。

飯給駅で夜桜見物
NIKON Z 6_2 | 6.0sec | f5.6 | iso400 | 24mm | 2023.03.31 | 飯給

ということでこの日はおしまい。お疲れ様でした。