2022-12-25_秋の残り香を撮る

年明け2回目の投稿ですが、まだまだ年末の写真が続きます。12月も押し迫り、もういくつ寝るとお正月なんてフレーズが聞こえてくる頃。関東で一番遅い紅葉が楽しめるここ市原市でも流石にもう終わりの終わりです。それでもまだ少しだけ残った紅葉で秋の残り香を楽しもうということでこの日は沿線にお邪魔してみました。

紅葉といえば上総大久保駅が有名ですが、その前に手前の踏切で列車を待ってみることにしました。ここから割堀に入っていくキハが撮れたらいいなぁ、丁度朝日が昇ってきているので綺麗に撮れそうな気配です。踏切が鳴動し始めたところで振り返れば、なんとヘッドマークを付けているじゃないですか。慌ててカメラを振って1枚。逆光を狙っていた朝日がこちら側では綺麗に順光になりました。どうやらイベントの貸切があったようですね。先日と同じように窓ガラスにチラシが貼ってありました。

思いがけずやってきたマーク付きのキハ
NIKON Z 6_2 | 1/640sec | f5.6 | iso100 | 300mm | 2022.12.25 | 大久保

思わぬヘッドマークに慌ててしまい、堀割りのカットは撮影出来ず。仕方がないので、泣きながら駅の方へ向かいました。そして駅に着いてみると、まだまだ紅葉が綺麗に残っていてくれているじゃありませんか。もういくつ寝るとなんて言ってる年の瀬にこんなに紅葉が見られるのはすごいかもしれません。そんな紅葉に感動しつつも次の列車のアングル探しです。さすがにアングル選び放題なわけではないのであっちで考えこっちで悩み、いよいよ列車が来るぞということでここら辺で1枚。パチリ。

秋の残り香をキハと共に楽しむ
NIKON Z 6_2 | 1/640sec | f5.6 | iso100 | 19mm | 2022.12.25 | 大久保

さて次はトロッコ列車です。どんな風に撮ろうかななんてあれこれ考えているうちにあっという間に時間は過ぎ、汽笛が聞こえたところでようやく決定。少し紅葉の葉っぱを大きめに入れてみました。この時期だと葉っぱがシオシオなのが目についてしまうのですが、ギリギリ目立たない程度で抑えつつ逆光に光る葉っぱをなんとか画面いっぱいに収めてパチリ。この日はトロッコ列車最終日。お客さんもまばらですね。来年はもっと多くのお客さんが来てくれることを願いましょう。

秋の残り香をトロッコ列車と共に楽しむ
NIKON Z 6_2 | 1/400sec | f4.5 | iso100 | 90mm | 2022.12.25 | 大久保

ということで秋の残り香を十分に堪能したので、今度は冬の風景を求めて石神地区へやってきました。空が真っ青で綺麗だったので、空を大きく入れた絵が欲しいなとアングルを探します。またもやあっちフラフラこっちフラフラ。ようやく落ち着いて1枚、パチリ。よくみると先頭はこの前塗り替えられた208ですね。なんだ、これならもう少し正面がちな写真にすればよかったなどと後悔しつつ、それでもまぁこれから先いつだって撮れるだろう。とかなんとか言ってると機会を逸して涙に咽ぶのが常なんですが。

冬の高い空とキハ
NIKON Z 6_2 | 1/640sec | f5.6 | iso100 | 15mm | 2022.12.25 | 石神

この日はもう少しあるのですが、それは次回の講釈で。