前回の続きです。プロレス列車を撮った後、どうしようかと迷いつつ、フラフラと北上しまして、気がつけば里見駅で駅員さんとお喋りしながら列車を待つことにしました。もうすぐ列車がくるよってことで、少し移動して。
前回の里見駅から桜を撮った写真の反対側、お寺の傍から望遠で駅を狙ってみました。この時間になると流石に日差しは期待できませんが、たくさんの桜に囲まれた山中の小駅感が結構好きで桜の時期になるとよくこの場所で撮影しています。よくみると駅員さんが停止位置を示して列車を迎え入れていますね。ホームや踏切にもお客さんがいます。まさに桜シーズン到来という感じでしょうか。列車の横には去年やってきたワフが留置されています。変わらない風景と変わる風景、色々あって面白いです。
先程の列車が里見駅を出発して行きました。車掌さんが駅員さんに挨拶して手を伸ばしています。ホームでは列車を見送る駅員さんとお客さん。線路脇には菜の花、そして桜。賑やかな駅を見ているとついつい嬉しくなってしまいますね。いつまでも見ていたい、いつまでも残したい風景です。
一旦お家に帰ってちょっとのんびり。陽が暮れてきたところで再度沿線に行ってみました。この時期は桜もそうですが、田んぼに水が入って水鏡が期待できる時期でもあります。という事で水鏡といえば上総川間駅へ。今回はうぐいすラインの交差点工事で藪が綺麗になった道路脇から駅を狙ってみます。機材入れ替えで暗所性能が格段に上がったのでこんな薄暗い時間でも写せるようになりました。夜桜＆水鏡。この風景もずっと眺めていたいところですが、すぐ後ろを車がすごい勢いで走っていて怖いので早々に撤退です。
最後は駅の反対側から。ダイヤ改正で休日夜の列車は19時台の里見行きだけになってしまいました。何回か書きましたが、色々な都合で夜に撮ることが多いこの頃、このダイヤはかなり厳しいダイヤですが、この列車が定常1両編成なことに気づきました。ということは上総川間駅で綺麗に駅名標が見える位置に停車してくれる可能性が高いということです。早速駅の向かいの道路にカメラを据えて待っているといつもと違ったタイフォンが聞こえてきました。そうですキハ40です。キハ40はキハ200と比べると車長が長いので通常の停止位置に停止すると駅名標が見えなくなる可能性が高いのです。そして結果はご覧の通り。水鏡が綺麗に出たのヨシしとしますか。
という事でこの日はおしまい。お疲れ様でした。