2022-01-27_霧の出た朝

えぇっと、どこまでお話ししましたっけ?気がつけば1ヶ月以上空いてしまいました。あれやこれや手を広げ過ぎてあれもこれも滞ってしまいまして。ということで、なんとかかんとか収拾がついてきたので、再開しようと思います。

色々滞ってはいましたが、沿線にはそれなりにはお邪魔していまして、この日はお仕事があるので朝だけ沿線に繰り出しまして、上総久保駅の前を通りかかると朝焼けが綺麗に見えまして、そのまま引き返してパチリと1枚。やってきたのはキハ40の2両編成。暖色のカラーリングと室内の灯りが朝焼けと重なって気持ちの良い絵が出来た気がします。よく見ると屋根に霜が降りて白くなっているのがわかりますね。まだまだこの時期は朝の気温が氷点下に下がる時期でした。布団が恋しい指先をポケットで温めながらの1枚でした。

朝焼けの暖色とキハの暖色
NIKON Z 6_2 | 1/2sec | f5.6 | iso100 | 70mm | 2022.01.27 | 久保

寒い中、寿命が縮まる思いで何故朝早く繰り出したのかというと、この日は濃霧注意報が予報されていたので、面白い絵が撮れるんじゃないかと期待しての強行でした。最初の予定では里見駅で濃霧の中の始発列車をと考えていたのですが、駅に近づくにつれ霧は晴れてしまい、駅が見えた頃にはすっかり綺麗に晴れてしまったので、引き返して上総久保駅に戻っての写真でした。そして次のターゲットとして上総大久保駅付近にやってくると今度は予想以上の濃霧でして、いやいや、ここまでは頼んでいませんがな的な。それでも間もなく列車が来るので列車を待ってパチリ。牛乳瓶の底を走る列車が撮れました。

牛乳瓶の底のキハ
NIKON Z 6_2 | 1/50sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2022.01.27 | 大久保

今度は帰ってくる上り列車を反対側から撮ろうってんで反対側へ行ってみるとあらあらお友達が。先程の写真をよく見れば確かに映り込んでましたね。ということは自分の立ち位置も反対に映り込んでいた可能性が。これは大変失礼しました。などと他愛もないお喋りを楽しみながら上り列車を待ってみましたが、霧はどんどん濃くなるばかり。こりゃどんなんになっちゃうんだろうなんて心配しつつカメラを構えて警笛が聞こえてくるのを待ちまして、濃霧の中にヘッドライトが見えたところで1枚。背景の木々が霧に浮かび上がってこれはこれで面白い絵になったかなぁと1人悦に入って喜んでみる。

乳白色に浮かぶ木々
NIKON Z 6_2 | 1/400sec | f5.6 | iso100 | 135mm | 2022.01.27 | 大久保

この後はどうしましょうかねぇなんて、またまたお喋りをしながら思案しつつ、そういえばさっきのキハ40が五井を折り返して帰ってくるんじゃなかったっけということで、ここでもう1本待ってみることにしました。同じ場所で撮るのも面白くないということで上に登ってみたのですが、やっぱり真っ白ですよ。何も見えません。でもまぁ列車が来るにはもう少し時間があるので、もしかしたら好転するじゃないかと淡い期待を抱きつつ列車を待ってみます。そして列車が来る頃にはギリギリ撮れそうな濃度に収まってくれたようで、こんな絵が出来上がりました。列車の切り位置は失敗ですね。

雲海とキハ
NIKON Z 6_2 | 1/400sec | f5.6 | iso100 | 220mm | 2022.01.27 | 大久保

ということで、お仕事に向かいつつこの日はおしまい。お疲れ様でした。